★シンガポール旅行記・1日目//Part8
大きなマーライオン

気持ちを切り替え、次に目指すは、大きなマーライオン。
丘の上のマーライオンをあきらめたので、【4つのマーライオンを制覇】という、
当初の目標達成への道は、すでに絶たれたものの、セントーサ島に来たからには、
やはり大きなマーライオンは、拝んでおかねばならない。
USSのある、ウォーターフロント駅のお隣、インビア駅の目の前。
今回ばかりは、「絶対に見るぞっ!!」、という思いが強すぎてか、駅の入り口にいた方に、
「マーライオンはどこですか?」と、なにも確認せずに聞いてしまった。
親切なシンガポリアン、ちょっと控えめに指をさしながら、「すぐ・・・、そこです・・・。」
ビックリするほど見逃しようのないその姿は、振り向けばイヤでも目に入る。
マーライオンを背に、「Where is the Big Mar Lion?」なんて、
たどたどしい英語で質問する、大バカ者の日本人旅行者は、
あとにも先にも、私たちだけ・・・、だと願いたい。
迫力。
大迫力の、大きなマーライオン。思わず、『この暑い中、シャワーのように水を吐いていたら、でもその水が驚くほと臭かったら・・・』ステキと悲惨の境目を行きかう想像。
涼しげ。
水を吐かない代わりに、足元には噴水。こういった場所にコインを投げたくなるのは万国共通かと思いきや、見える範囲にコインなし。もしや極秘回収部隊が?
大きなマーライオンへ、いざ進入

チケット売り場には、見事に一人の観光客もおらず。
USSの繁盛振りを見てきただけに、 一抹の不安がよぎるが、
ここはもう、覚悟を決め、【次回へ先延ばしカード】使用は封印。
入ライオン料、8シンガポール$。地味にガツンとくる金額。
ライオン内は、こてこての観光客向けで、ある意味、気持ちがいい。
上にあがる前に、ちょっとした映像をみるのだが、その暗い空間に居合わせたのは、
すべて日本人観光客。シンガポール観光局の思惑通りに行動する、優等生な大和人。
【マーライオンとは?】がコンパクトにまとめられたショートムービーのあと、
一番興味があった、マーライオンの口部分へ。ワクワクして向かうと、
そこには、お兄さん二人が待ち構えており、
「カメラを渡せ。」
「そこに立て。」
「真ん中に近寄れ。」
「手をガォってしろ。」
と、無表情で指示してくる。少々戸惑っていると、
「 い い か ら 、ガ ォ、だ、ガ ォ。」
仕方なく、3回ほど、ガォる。本当は、口から下をのぞきたかったのだが、
その場に留まるなど、もっての外な雰囲気に押し流され、しぶしぶその場を去る。
暇。
遠くを見つめ続け、完全に旅立ってしまっている、チケット確認係りのお兄さん。そもそも、この人員、必要あるのだろうか?
おまけ。
チケットと共に渡されるコインで、心ばかりのお楽しみ。
裏側。
夜になると、幻想的な姿になる、とガイドブックにある。が、昼間に来てしまうと、幻想どころか、中途半端な細工に幻滅。
ガォ。
有無を言わせず、「そこにた立って、手ガォってやれ」。ニコリともしないお兄さんを前に、人生、初ガォ。
大きなマーライオンの頭頂

途中までは、エレベータだが、一番上の展望台までは、細い階段をあがる。
熱帯のギラギラした太陽が、白い壁に反射し、クラクラするほど眩しく、そして恐ろしく暑い。
わざわざ登らなくても良いのでは?などと、自分のテンションの低さにビックリしながら、
無言で、一段ずつ階段を踏みしめる。
上には先客がおり、 韓国人観光客が、立派なカメラで、頂上からの風景を収めていた。
Tsumも半ば義務感から、カメラを取り出し、360度見渡しながら、シャッターを切る。
Ariさんは、終始、無言。眉間に寄ったシワから、その暑さへの不愉快さがうかがえる。
初めて来たシンガポール。
よく考えてみれば、どの方向を見ても、
見覚えのある建物もなく、思い入れのある風景もない。
眼下には、海と、船と、USSと、ケーブルカーと、コンテナが並んでいる港。
これといった感想もない。ようやく絞りだした言葉は、 「・・・降りますか?」
熱帯地域の屋外活動は、引き際が肝心。
第二の水場。
マーライオンの背中側にも、水場が。原色鮮やかな、明るい雰囲気のアートに囲まれた一帯。
ケーブルカー。
やっぱりすごい数が行きかう、強気のケーブルカー。
USS。
USSの中のお城。
Oh,マサニ,Far Far Away。
USS2。
ジェットコースターとか、古代エジプトとか、室内アトラクションとか、そんなないものねだり@マーライオンの頭の上。