★ツアーを知る//準備編
個人手配のためのツアー調べ
基本的に個人手配の海外旅行。
「団体行動派好まない、しょせん一匹狼だから。」などと、
大した理由があるわけではなく、 単純に、その方が安く付く場合が多いから。
限られた予算の中、いかにして最大限のパフォーマンスを引き出すか。
行き先が決まったら、ホテル、航空券、観光、両替だけでなく、
少しでも旅行に役立つことがあれば、徹底的に、ギリギリまでリサーチ。
こうして、旅行の旅に、広く、そして恐ろしく浅い知識が、身に付いていく。
以下、お決まりの調査方法。
チェックポイント 1・ 2
初めて行く場所は、ツアーのだいたいの価格相場を知ることから、スタート。
いつも4つのチェックポイントで、ツアー比べ。
*チェックポイント1・利用ホテルとそのホテルの朝食
バンコクで、劇的においしいホテルの朝食に出会ってからは、
ホテルの豪華な朝食は、最大の目的のひとつ。
特にフルーツがおいしい南国では、朝食にフルーツだけを食べたとしても、
元が取れると思えるほど、日本では高級とされるフルーツが目白押し。
なので、おいしい朝食を提供しているホテルの朝食付きプラン、が必須条件。
朝食を外で食べる習慣や、その環境がある、ソウル、台湾、香港、バンコクなどは、
あえて朝食付きでなくとも、困ることはないが、
いつもとは違う雰囲気で、朝からおいしいものをゆっくり食べるのも、旅行の醍醐味。
また、旅行で利用するホテルは、バリ、プーケットにあるような、
ホテル内で時間を過ごすことを、目的としているリゾート型以外は、
なるべく、交通の便がいいホテルを選択。
特に日程が限られている場合は、できるだけ移動に時間をかけたくないもの。
ツアーでよく使われているホテルを、Tripadvisorで調べて、
クチコミや立地、1泊あたりの金額や投稿された写真をチェック。
*チェックポイント2・フライトプラン
仕事終わりにそのまま海外、を実現してくれた羽田空港の国際化。
東京近郊の方は、この恩恵を受けなければもったいない。
発着数が成田空港より圧倒的に少ない羽田空港では、
チェックイン、荷物検査や出国審査も拍子抜けするほどスムース。
今回は、無駄な有休を使わないためにも、日本を夜中発→現地に早朝着が絶対条件。
フライト数が多いソウルなどは、フライト時間選択によるツアーの手数料に注意。
往路早朝便、復路夜便に変更し、それぞれ5000円ほどの手数料を足した結果、
航空券+ホテルより高くなってしまった、なんてことにならないように。
チェックポイント 3・ 4
*チェックポイント3・観光なし
格安を謳っているツアーの多くが、「うれしい観光付き」
観光自体は、初めての土地での主要どころを巡ることができるので、悪くはないが、
問題はその観光に「うれしいランチ」が付くこと。
食べたいものの数が、短い日程に全く合っていない旅行の中、
中途半端なランチを食べて、罪悪感と共に満腹感を得るなど、許されない行為。
一見お得そうな食事付きも、その内容によりけり。
レストラン名が分かる場合は、クチコミサイトで評判をチェック。
もし有名店であれば、その観光を利用するのもアリ。
*チェックポイント4・好きな航空会社
飛行機に乗った瞬間から旅行気分を味わえる、とういことで、
なるべく旅行先の国を代表する航空会社を利用を希望。
シンガポールなら、もちろん評判高きシンガポール航空。
もし他の航空会社なら、マイルを貯めているスターアライアンス系。
ある程度利用航空会社の好みがあると、
ツアーの料金が比べやすくなり、GOOD。
ツアーの場合、航空会社によってはマイルが付かない場合も多いので、要確認。
比べる
これらの条件を考慮し、各旅行代理店のツアー比べ。
ここでいいツアーが見つかれば、そのツアー予約でOK。
「ツアーは自由がない。」と毛嫌いせず、
ホテルやフライトを選べるプランも増えてきた昨今、
自分のニーズと予算とを照らし合わせて、賢く付き合いたいもの。
特に、空港からホテルまでの交通手段があまりない都市や、
初めての土地で不安なときは、ホテルまでの送迎が付いているツアーは安心。
複数のホテルを回るので、ホテル到着までに時間がかかってしまう、と
マイナスなイメージになりがちな混載車による空港からの送迎も、
迎えに来てくれる現地のガイドの方や、
一緒になったリピーターの方々からステキな情報をもらえたり、
イロイロなホテルをまわるので、次に泊まるホテルの参考にしたりと、
ちょっと見かたを変えてみれば、意外と悪くはない。
ツアー調査で使うのは、
トラベルコちゃん
ホテルランク、フライトの時間、マイレージプログラムなどで細かく絞り込み検索が可能。
JTB
人気ホテルの指定、アライアンス選択、細かいフライト時間の設定が便利。
HIS
分かりやすい条件設定で、気軽にツアー検索ができます。
ANAハローツアー
ANAが企画しているツアー。もちろん利用フライトはANA。意外とお得な価格設定。
チャンギ空港から市街地までが、TAXI、MRTともに30分ほどのシンガポール。
市内の交通機関を使っても、旅行者に優しいこの都市では、ツアーの恩恵があやかりにくく、
今回は残念ながら、価格に見合うツアーは見つからず。
